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Concrnt Square

ccworld-ap-bridge

Activitypubモジュールは、ConcrntドメインをActivitypubのサーバーとしても認識できるようにし、他のActivitypubサーバーとの連携を可能にします。

Activitypub連携用のBotアカウントの作成

通常アカウントと同様の方法で、webクライアントから新しいアカウントを作成します。このとき、プロフィール名はActivitypub用のbotであること、アイコンも分かりやすいものを設定しておくと良いでしょう。サブキーを生成する必要はありません。

次に、作成したアカウントの秘密鍵(hex形式)を取得します。 hex形式の秘密鍵は以下の手順で確認することができます。

  1. 開発者モードの有効化 設定 > 一般から開発者モードを有効化します
  2. 設定 > ID管理 からコピーできるようになります

Activitypubモジュールの有効化

k8sの場合

ドメインを建てた際のvalues.yamlからactivitypubの項目を探し、設定します。

activitypub:
  enabled: true #ここをtrueに変更
  image: ghcr.io/concrnt/ccworld-ap-bridge:latest
  privatekey: <上の手順で取得した秘密鍵>

kubectl applyで設定を反映します。

Terminal window
$ microk8s kubectl kustomize . --enable-helm | microk8s kubectl apply -f -

その後、gatewayを再起動します。

Terminal window
~/concrnt-kustomize$ microk8s kubectl rollout restart deployment/ccapi -n concrnt

docker-composeの場合

docker-composeにサービスを追加します

  apbridge:
    image: ghcr.io/concrnt/ccworld-ap-bridge:v<最新のバージョン>
    restart: always
    depends_on:
      db:
        condition: service_healthy
      redis:
        condition: service_healthy
    volumes:
      - ./etc:/etc/concrnt/:ro
    expose:
      - 8000
    networks:
      - external
      - internal

gateway.yamlにap-bridgeへの通信を追加します

  - name: world.concrnt.ap-bridge
    host: apbridge
    port: 8000
    path: /ap
    preservePath: true
    injectCors: true
  - name: world.concrnt.webfinger
    host: apbridge
    port: 8000
    path: /.well-known
    preservePath: true
    injectCors: true

サービス全体を再起動して完了です。

トラブルシューティング

proxyのアカウントを変更したい場合

最初にproxyアカウントのCCIDが変更される場合、「すでにAP連携を有効にしている既存ユーザー」に影響が出ます。

concrntのActivityPub受信タイムラインはセットアップ時に「本人とProxyユーザーのみ書き込み可能」な設定で作成されるため、 変更後のProxyユーザーに既存タイムラインへの書き込み権限が無い状態になってしまいます。

個々の既存ユーザーで新しいActivityPub proxyユーザーをフォローし、AP受信タイムラインの権限設定で新しいProxyに書き込み権限を付与することで修正できます。