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中央集権型と分散型

TwitterやFacebookなどの一般的なSNSは、中央集権型のシステムと呼ばれています。 1つの運営団体があり、その団体がシステム全体やユーザーのデータを管理しています。

システム=運営団体という構造であるため、そのシステムを使うためにはその運営団体のルールに従う必要があります。 ルールに従わないとアカウントは凍結されますし、近年であれば明確でない理由でアカウントが凍結されたことがある人もいるでしょう。

このように、中央集権型のシステムは、そのシステムを利用する際に、「誰によって管理されるか」を選ぶことができません。

一方、分散型のシステムは、複数の団体が運営するシステムが互いに通信し、1つに見えるように動作するシステムです。

分散型のシステムは複数の運営団体がいるため、その中から自分の信頼できる団体を選ぶことができます。 ある団体でアカウントが凍結されたとしても、データを引き継いだまま別の団体に移行することもできるでしょう。 あなたが運営団体になることも可能です。しかもだれの許可も得る必要なく、です。

世の中の大抵のシステムは中央集権型です。それは、中央集権型の方がシンプルであるため、ユーザーにとっても分かりやすく、運営団体としても収益を得やすいので当然のことです。

しかし、先に述べた中央集権と分散型の違いを見て見ると、現代がSNSアカウントが非常に重要なものとなっている社会であることを考えると、分散型のほうがより適していることは明確でしょう。

分散型をは複雑であり、新たに理解しなければならないことも多いですが、それだけのメリットがあると筆者は確信しています。このドキュメントで、次世代のSNSで、自分自身のインターネットアイデンティティを確立するための基礎知識を身につけましょう。

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